バンプール (Vanpool)
- 輸送コンテナ置き場
- 株式会社バンプール - コンピュータゲーム制作会社(本項で後述)
株式会社バンプール(英: Vanpool, Inc.)は東京都新宿区にかつて所在したコンピュータゲーム制作会社。
歴史
1999年の春にラブデリックの『UFO -A day in the life-』開発チームが独立して設立された。スタジオの設立後、最初に手がけた2つのゲームはPlayStation 2用のゲームで、これらのソフトが販売されたのは日本だけだった。
単独で開発したゲーム作品としては『ザ・ローリング・ウェスタン』がもっともよく知られている。『もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド』は、ゼルダの伝説シリーズという既存の任天堂作品のスピンオフゲームではあるものの、ゲームニュースサイトAutomatonはこれをバンプールの作品の中で「特に印象深い」と評し、ラブデリック時代の独特な作風がバンプールにも引き継がれていることを指摘した。
2003年の『マリオ&ルイージRPG』のミニゲーム開発に携わった後は、主に任天堂ハードウェア用のゲームを開発するようになった。2012年以降は、任天堂作品の共同開発者として、その役割が大きくなっていった。2012年発売の『ペーパーマリオ スーパーシール』では、ディレクションとシナリオを担当した。また、ハル研究所と協力して星のカービィシリーズの開発にも取り組んだ。
2008年4月1日に株式会社に改組。
2023年5月31日、諸般の事情により解散すると発表、2024年2月29日に法人格が消滅した。
ゲーム作品
脚注
関連人物
- 工藤太郎 - 元・代表取締役社長
- 津田純 - 企画チーフ
- 倉島一幸 - グラフィックデザイナー(現在フリー)
関連会社
- スキップ - ラブデリックに残った『L.O.L.』開発チームが中心となり設立。
外部リンク
- vanpool




