1999年世界フィギュアスケート選手権

1999年世界フィギュアスケート選手権（1999ねんせかいフィギュアスケートせんしゅけん、1999 World Figure Skating Championships）は、1999年3月21日から3月28日までフィンランドのヘルシンキで開催されたフィギュアスケートの世界選手権。

概要

男女シングルでは2組に分かれ予選が行われ、予選の各組上位15人がショートプログラムに進む。ショートプログラム後、それぞれ上位24人がフリースケーティングへ進む。ペアではショートプログラム後、上位20位がフリースケーティングへ進む。アイスダンスでは、コンパルソリーダンス後の上位30位がオリジナルダンスへ進み、オリジナルダンス後の上位24組がフリーダンスへ進む。ただし、開催国の選手はこれに当てはまらない。

男子シングルではロシアのアレクセイ・ヤグディンが2連覇を達成し、2位にも同じロシアのエフゲニー・プルシェンコが入った。女子シングルでもロシアのマリア・ブッテルスカヤが初優勝を果たした。ペアではエレーナ・ベレズナヤ&アントン・シハルリドゼ組が2連覇を達成。2位に中国の申雪&趙宏博組が入った。中国勢がペア種目でメダルを獲得したのは史上初。アイスダンスでは、アンジェリカ・クリロワ&オレグ・オフシアンニコフ組が2連覇を果たし、男女シングル、ペア、アイスダンス全ての種目でロシアが優勝する結果となった。