冷泉 為理(れいぜい ためただ)は、江戸時代後期から明治時代にかけての公卿・歌人。上冷泉家20代当主。
経歴
文政7年(1824年)、冷泉為全の子として誕生。母は佛光寺門主渋谷真乗の娘松子。
官位は正二位権中納言。幕末の動乱にあって俊成・定家自筆本を始めとする家宝を守り、明治維新後は京都に残る事を選んだ。
明治18年(1885年)、薨去。家督は子為紀が継いだ。
系譜
- 父:冷泉為全
- 母:松子 - 渋谷真乗の娘
- 正室:良子 - 柳原隆光の娘
- 生母不明の子女
- 女子:風月庵照快(1837-1917年9月3日) - 庸軒流藤村正員派9代
- 男子:冷泉為紀
- 三男:入江為守
- 女子:路 - 斯波与七郎の妻。
脚注
参考文献
- 霞会館華族家系大成編輯委員会『平成新修旧華族家系大成』下巻、霞会館、1996年。




