サウンドリアーナ(欧字名:Sound Rihanna、2010年3月26日 - )は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2012年のファンタジーステークス。
馬名の由来は、冠名+人名より。
経歴
2011年のセレクションセール(1歳)で日本中央競馬会に1000万円(税別)で落札されJRAの施設で育成される(JRA育成馬)。2012年4月のJRAブリーズアップセールに上場され、増田雄一に2200万円(税別)で落札された。
競走馬時代
2012年7月14日、中京競馬場5レースの2歳新馬戦でデビューし勝利。重賞初挑戦となった8月の新潟2歳ステークスは5番手の好位から直線内を抜け出すと、ザラストロとノウレッジには交わされたものの僅差の3着に好走した。11月のファンタジーステークスは番手から直線で鋭く伸び、ゴール手前200メートルで逃げるモーニングコールをとらえると、最後はローブティサージュの追撃を3馬身差に抑えて重賞初優勝を飾った。年末の阪神ジュベナイルフィリーズは単勝3番人気に支持されたが、直線で馬群に呑まれブービーの17着に惨敗した。
2013年は3月のフィリーズレビューレビューより始動し7着。翌4月の桜花賞は9着に終わった。次走は初のダート挑戦で端午ステークスに出走。11番手の位置から豪快に差し切り、2着エーシンレンジャーに4馬身差をつける完勝で通算3勝目を挙げた。6月のユニコーンステークスは後方2番手の位置から上り最速の豪脚で前に迫るも、ベストウォーリアをとらえきれず1.1/4馬身差の2着に惜敗した。
2014年はポラリスステークスより始動。2番人気に支持されるも、見せ場なく12着の完敗に終わった。次戦マリーンカップで地方競馬に初挑戦するも3.2秒差の大敗するなど以降も調子を取り戻せず、2015年12月のファイナルステークスで12着に敗れたのを最後に競走馬を引退した。
繁殖牝馬時代
競走馬引退後、日高町の本間牧場で繁殖入りした。
2019年12月14日、初仔のサウンドプリズム(父:キズナ)が2歳未勝利戦を勝ち、産駒初勝利を挙げた。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.comに基づく。
繁殖成績
- 2024年12月5日現在
血統表
- 5代母メジロボサツを祖とする牝系からは、メジロドーベル、ショウナンラグーン、メジロモントレー、モーリスなどの活躍馬が多数出ている(詳細はメジロボサツ#主な牝系図を参照)。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ




