虐待入院(ぎゃくたいにゅういん)は、児童虐待が原因の病気やけがが治癒した後も、自宅に戻ると再び虐待を受けるおそれがあるほか、児童養護施設などの施設にも空きがなく、行き場を失ってしまっている子どもが病院での入院を継続する社会的入院の一種である。「虐待入院」の呼称はNHKによるもの。

概要

小児科医のグループの調査でその数は2016年までの2年間で少なくとも356人という。 入院中にも保護者からの虐待が再度行われる場合があり、感染症で入院した子供を殴るケース、子供の点滴に排泄物や異物を混入するなど、悪質な虐待が多数含まれていると報道されている。

脚注

関連項目

  • 少年保護手続 - 児童相談所
  • 孤児院
  • 乳児院
  • 社会的養護

「虐待を見たり聞いたりした」精神科病院で看護師が患者に暴行 院長も認める 都が“改善命令”へ|FNNプライムオンライン

虐待を受け、殺したいほど憎かった母親の死…憎しみと後悔を抱え、児童養護施設で育った“ケアリーバー”が子どもを支援する側へ TBS NEWS

「介護士から触られた」国立大牟田病院で患者11人に性的虐待疑い 2日会見で説明へ|【西日本新聞me】

患者虐待の精神科病院に県が立ち入り調査…口に粘着テープ貼るなどの虐待 静岡・南伊豆町 LOOK 静岡朝日テレビ

三重 国立病院機構鈴鹿病院で入院患者に虐待疑い 36件確認 NHK 三重県