物井駅(ものいえき)は、千葉県四街道市物井にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)総武本線の駅である。佐倉駅から成田線に乗入れる列車も停車する。駅番号はJO 32

歴史

  • 1911年(明治44年)3月4日:鉄道院の物井信号所として開設。
  • 1922年(大正11年)4月1日:物井信号場に改称。
  • 1937年(昭和12年)4月5日:物井駅に昇格。旅客のみ取扱。
  • 1944年(昭和19年):駅舎改築。
  • 1952年(昭和27年)3月10日:小荷物扱い開始(但し配達取次はしない)。
  • 1972年(昭和47年)6月1日:手荷物及び小荷物扱いを廃止。
  • 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
  • 1995年(平成7年)10月21日:自動改札機を設置し、供用開始。
  • 1997年(平成9年)1月17日:橋上駅舎化工事に着手。
  • 1998年(平成10年)4月12日:橋上駅舎完成。業務委託解除により直営化。
  • 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる。
  • 2004年(平成16年)10月16日:ホームが15両編成対応に延伸され、この日行われたダイヤ改正により快速列車停車駅となる。
  • 2007年(平成19年)4月1日:再度業務委託駅化。
  • 2014年(平成26年)3月31日:この日限りでみどりの窓口が営業終了。

駅構造

相対式ホーム2面2線を有する地上駅。先代駅舎は1944年(昭和19年)に建設された木造平屋建てであり、今後の利用者増加に対応するため、1998年(平成10年)に四街道駅同様、橋上駅舎に建て替えられた。駅舎内はバリアフリーに対応しており、エレベーターが設置されている。出口は1番線側が西口、2番線側が東口となっている。トイレは改札内に無く、改札を出たところに設置されており、多機能トイレを併設した男女別の水洗式である。

千葉統括センター(四街道駅)管理の業務委託駅で、JR東日本ステーションサービスが受託しており、自動改札機・多機能券売機が設置されている 。

のりば

(出典:JR東日本:駅構内図)

  • 現地の案内では、エレベーター付近を除いて成田線のラインカラーである緑(■)を使用せず、総武本線のラインカラーである黄色(■)のみで案内されている。

利用状況

2023年(令和5年)度の1日平均乗車人員は3,953人である。

JR東日本および千葉県統計年鑑によると、近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。

駅周辺

西口、東口共にロータリーが整備されている。西口はもねの里、千代田を中心に住宅地が広がる。近隣には東関東自動車道の四街道インターチェンジがある。東口は田園地帯となっている。田園地帯先の鹿島川を境に佐倉市となり、住宅街(さくら学園ニュータウン)が広がっている。

バス路線

物井駅西口(千葉内陸バス)
  • M01:バードヒル池花
  • M02:亀崎 ※平日1本のみ
  • M10:ケアプラザ前 ※平日1本のみ
物井駅東口(ちばグリーンバス)
  • 京成佐倉駅
  • 佐倉市コミュニティバス:西御門・和田ふるさと館・和田循環

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
■総武本線・■成田線(成田線は佐倉駅まで総武本線)
■快速・■■普通(各駅停車)
四街道駅 (JO 31) - 物井駅 (JO 32) - 佐倉駅 (JO 33)

脚注

出典

報道発表資料

新聞記事

利用状況に関する資料

JR東日本の2000年度以降の乗車人員
千葉県統計年鑑

関連項目

  • 日本の鉄道駅一覧
  • モノサク

外部リンク

  • 駅の情報(物井駅):JR東日本

夕暮れ時の物井駅 YouTube

総武本線物井

物井駅

物井駅[JO32]

物井駅今昔 ものいぶろぐ